皆さん、今自分が履いている靴、英語で言うことが出来ますか??

また、靴にはたくさんの歴史やルーツがあります。

そこで、今回は色々な靴の種類を英語でご紹介します!

 

ブーツ

ブーツは英語で「boots」と言います。

ブーツにもたくさんの種類があり、冬用の「winter boots」や山に登るための「hiking boots」、足首までの短いブーツ「ankle boots」などなど。

ちなみに、「ankle」は「足首」という意味があります。

他にも、「boots」には「強い蹴り」という意味があります。

これは、昔の軍隊においてブーツで蹴りを体罰からきています。

 

Boots are used in armies.

ブーツは軍隊で使われています。

 

サンダル

サンダルは英語で「sandles」と言います。

2つで1足なので、「sandles」と複数形になるのが普通です。

サンダルの発祥は古代ギリシャと言われており、ラテン語で「板」を意味する「sandelion」が語源です。

革の靴底に革の紐を通して、足の親指と人差し指の間に通し、足首で固定させる。

これが古代ギリシャで履かれていたサンダルです。

今も昔もサンダルの形はそれほど変わりません。

 

Sandles originated in Greece.

サンダルはギリシャが発祥です。

 

スニーカー

スニーカーは英語で「sneakers」または「trainers」と言います。

アメリカでは主に「sneakers」、イギリスでは主に「trainers」がよく使われています。

「sneak」には「忍び寄る」という意味があります。

スニーカーが発明された当時、主流であった革靴は音がなるのに対し、柔らかい素材で出来ているスニーカーの静かさを表すためにこの名前がつけられました。

 

Sneakers are called “sneakers” in the US or “trainers” in the UK.

スニーカーはアメリカでは「sneaker」、イギリスでは  「trainers」と呼ばれています。

 

ハイヒール

ハイヒールは英語で「high heels」と言います。

ハイヒールは花の都・フランスのパリで生まれたと言われています。

しかし、その誕生の理由はセレブなハイヒールからはかけ離れたものでした。

16世紀、当時のパリは下水道の整備が間に合っておらず、道端に汚物がたくさんありました。

普通の靴では女の子のスカートが地面にくっついて汚れてしまうため、厚底の靴にしようと考えました。

しかし、普通の厚底の靴では靴自体が地面にくっついてしまいます。

そこで、つま先とかかとだけが地面につく、ハイヒールが生まれました。

 

High heels were born because sewers were not maintained in France at that time.

ハイヒールは、当時のフランスの下水道が整備されいなかったことから誕生しました。

 

革靴

革靴は英語で「leather shoes」または「dress shoes」と言います。

「leather」は「革」という意味があります。

「dress shoes」は仕事やお祝い事などフォーマルな場面で履かれる靴のことを言います。

革靴にもいくつかの種類があり、つま先に一直線のステッチが施された「ストレートチップ(cap toe)」や縫い目や飾りが施されていない「プレーントゥ(plain toe)」、つま先に飾りが施された「ウイングチップ(full brogue)」、つま先から甲にかけてU字のステッチがある「Uチップ(U-tip)」、学生がよく履いている「ローファー(loafer)」などがあります。

ちなみに、「loafer」は「怠け者、サボり」という意味があります。

ローファーは靴ひもがない革靴なので、そのように呼ばれています。

 

Leather shoes have many kinds.

革靴はたくさんの種類があります。

 

スリッパ

スリッパは英語で「slippers」と言います。

「slippers」は「滑る」という意味の英語「slip」から来ていて、滑らすように簡単に履けることが語源となっています。

日本でスリッパと呼ばれるものは、「mule」「scuff」と呼ばれています。

日本型のスリッパが誕生したのは明治維新の頃だと言われています。

当時、鎖国の終わりとともに多くの西洋人が貿易などで日本を訪れました。

しかし、靴を脱いで部屋に上がる文化のない西洋人とのトラブルが絶えませんでした。

そこで、徳野利三郎という職人が靴の上から履ける履物を作りました。

これが、日本でのスリッパの誕生です。

 

Mules, Japanese slippers, were invented by Tokuno Risaburo.

日本式のスリッパは徳野利三郎によって発明されました。

 

下駄

下駄は英語でgetaと言います。

日本特有の履物なので、「samurai」や「ninja」と同じように下駄も「geta」と言います。

ただ、外国の方に「geta」と言っても通じないときには、「Japanese wooden footgear」「traditional Japanese footwear」と説明してあげましょう。

「footgear」も「footwear」、どちらも「履き物」という意味があります。

下駄の歴史は弥生時代まで遡ります。

弥生時代の遺跡・登呂遺跡からは「田下駄」という耕作用の下駄が出土しています。

そこから、中国の影響などを受けて形が変化していき、今の下駄の形になりました。

 

Geta is traditional Japanese footwear.

下駄は日本の伝統的な履き物です。

 

スリッポン

スリッポンは英語で「slip-on」と言います。

語源もスリッパと同じく、滑るように簡単に履けることから来ています。

スリッポンを一躍有名にしたのは、1982年に公開された映画「初体験/リッジモント・ハイ」です。

劇中で主演の俳優が、VANZ製・チェック柄のスリッポンを着用。

同作のサウンドトラックのCDジャケットにもスリッポンが起用され、大ブームが巻き起こりました。

 

Slip-on became famous because of a movie.

スリッポンはある映画で有名になりました。

 

以上、いろんな靴の種類を英語でご紹介しました!

 

自分の履いている靴について英語で話してみよう!

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