皆さんは普段帽子をかぶりますか?
そこで、今回は色んな種類の帽子を英語でご紹介します!
ハンチング
短めのツバが付いていて、前から後ろにかけてゆるやかに上がった形をしている「ハンチング」。
ハンチングは英語で「hunting cap」または「flat cap」と言います。
ハンチングは19世紀半ばからイギリスで狩猟用の帽子として使われるようになりました。
また、他の帽子に比べて頭頂部が平らになっていることから「flat cap」という名前が付いています。
ハンチングはイギリスで狩猟用として使われ始めた。
ベレー帽
ツバがなく、丸い形をした縫い目のない帽子、ベレー帽。
絵を描く人が被っているイメージがありますね。
芸術家のピカソや漫画家の手塚治虫が愛用していたことで、そのイメージがとても強いです。
ベレー帽は英語で「beret」と言います。
ベレー帽にもいくつか種類があり、ベレー帽よりも楕円の形をした「バスクベレー」、かぶり口に革で縁取りをした「ミリタリーベレー」などがあります。
バスクベレーは「Basque beret」、ミリタリーベレーは「military beret」と英語では言います。
「Basque」は「バスク人の(スペインのバスク地方に住んでいる人たち)」、「military」は「軍隊の」という意味があります。
芸術家や漫画家がベレー帽を愛していた。
ニット帽
冬はもちろん、最近は夏でもおしゃれアイテムとして被られているニット帽。
ニット帽にもいくつか種類があり、「ビーニー」と「ワッチキャップ」の2種類が代表的です。
かぶり口に折り返しがないものがビーニー、折り返しがあるものがワッチキャップです。
ビーニーは英語で「knit beanie」、ワッチキャップは英語で「watch cap」と言います。
beanieは「豆」の英語「bean」が語源となっています。
これは頭頂部の縫い合わせの部分が豆に似ていることから来ているそうです。
また、ワッチキャップは海軍の見張りの兵士が防寒のために使っていたことからこの名前がつけられました。
ビーニーは折り返しがありませんが、ワッチキャップは折り返しがあります。
ディアストーカー
前と後ろにツバが付いていて、耳あてが付いている特徴的な帽子。
「鹿追い」というイギリスの伝統的なハンティングスポーツで使われていました。
ディアストーカーは英語で「deer stoker」、「鹿を追うもの」と言います。
前のツバは日差しから、後ろのツバは枝などから首を守るために付いています。
狩猟用の帽子なのでカモフラージュとして、チェック柄で作られるのが普通です。
ディアストーカーはハンティングスポーツに使われていました。
カンカン帽子
カンカン帽子は英語で「boater」または「canotier」と言います。
もともと水平や船乗りのために作られた男性用の帽子です。
そのため、英語で「boater」と言います。
雨や潮風に負けないように糊やニスで固めていて、叩くとカンカンと音がなるほど硬いことからその名前がつきました。
カンカン帽を叩くと、「カンカン」と音がなります。
シルクハット
円筒状で頭頂部が平ら、ツバが反り上がっている紳士用の帽子です。
シルクハットは英語で「silk hat」と言います。
「silk」は英語で「絹」という意味です。
昔はビーバーの毛皮で作られていたため、「ビーバーハット」とも呼ばれていました。
シルクハットはかつてビーバーの毛皮から作られていました。
以上、色んな種類の帽子を英語で紹介しました!