2019年9月からラグビーW杯が日本で開催されます。

世界から20チームの強豪国が集まり、全国12都市で激戦を繰り広げます。

グループリーグの組み合わせは次のようになっています。

皆さんもラグビー日本代表を応援しましょう!

今回はラグビーの歴史について英語を交えながら学んでいきます!

 

ラグビー自体の歴史

ラグビーの歴史は19世紀のイギリスで始まりました。

当時、イギリスではフットボール(=サッカー)が人気のスポーツでした。

1823年、イギリスにあるパブリック・スクール「ラグビー校」でのフットボールの試合中、ウィリアム・W・エリス少年が突然ボールを抱えて相手のゴールめがけて突進し始めました。

これがラグビー誕生のきっかけと言われています。

この出来事からラグビールールのフットボールが徐々に浸透し、1848年には現代ラグビーの基礎となるルールが出来上がりました。

 

Mr.William W Elis suddenly carried a football in his arms toward the goal. That was why rugby was born.

ウィリアム・W・エリス少年は突然ゴールめがけてボールを抱えていきました。そういうわけでラグビーが生まれました。

「carry A in one’s arms」で 「Aを抱える」、「That is why S V」は「そういうわけで〜」という意味です。

 

この頃、サッカーとラグビーには明確な区別がありませんでした。

1863年、学校ごとに独自のルールで行われてきたフットボールに統一ルールが作成され、近代サッカーが生まれました。

その際、ラグビールールのフットボールが廃止されたため、それに納得できないクラブの代表が協会を脱退し、ロンドンでラグビー協会IRBを設立しました。

ラグビー協会IRBは「International Rugby Board」の略称です。

 

The modern football was born in 1863. However, the rule of rugby was not installed into the rule. 

近代サッカーは1863年に生まれました。しかし、ラグビーのルールはそのルールに適用されていませんでした。

「be born」で「生まれる、誕生する」という意味ですが、これは実は受け身形なんです。

「生む」という意味をもつ英単語に「bear」というのがありますが、これが「be born」となることで「生まれされられる=生まれる」となります。

 

日本のラグビーの歴史

日本にラグビーが入ってきたのは1874年と言われています。

当時、横浜港で貿易を行なっていたイギリス船の船員が横浜でラグビーを行なったのがきっかけです。

その後、1920年代になってラグビーが日本に浸透し始め、明治大学や慶應義塾大学、早稲田大学などの強豪校が生まれていきました。

 

In 1874, rugby came Japan by a British sailor played rugby in Yokohama.

1874年、イギリスの船員が横浜でラグビーをしたことをきっかけに、ラグビーが日本に伝わった。

 

「One for all, all for one」はなぜ生まれたのか?

「One for all, all for one.」というラグビーの有名な言葉があります。

「1人はみんなのために、みんなは1人のために」という意味が一般的ですが、実はラグビーでは少し違う意味になります。

実は、「1人はみんなのために、みんなは1つの目的のために」という意味もあるそうです。

この「1つの目的」はラグビーのトライ、勝利「Victory」のことを指しています。

また、実はこの言葉はラグビーから生まれた言葉ではありません。

この言葉は、フランスの作家アレキサンドル・デュマの小説「三銃士」の中で、主人公ダルタニヤンの言葉からきています。

どちらの意味も素敵で、色んな意味が含まれていると考えることもできますね!

 

 “One for all, all for one.”, a famous quote includes some meanings.

名言「One for all, all for one.」は色んな意味を含んでいます。

 

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